なんだかんだで、出来ればちょっとの保存料も嫌だなぁ、と思う今日この頃。
 行き着いた思考がじゃあ自作やね。って事で今現在の試作と結果報告。


 オーブンで作るジャーキー1
 材料:ジンギスカン用のラム肉
 ジンギスカン用って肉が薄いから手間がなくていいね、なんて思いながらクッキングシートに並べてく。
 100度で20分、脂をふき取りシートを変えて裏返して更に25分ぐらい。





 何ていうかすっごいバッリバリで、これじゃない感が酷いジャーキー。
 ネットで見ると60度で一時間とかやるやり方もあるらしいけども、うちのレンジのオーブン機能じゃそこまで設定できない。
 温度設定が高かったから? うーん。



 オーブンで作るジャーキー2
 材料:上州和牛モモ
 純100%、無添加無調味料のビーフジャーキーだぜ。
 今回は90度で30分、モモなのに脂が凄いのでこれを、引っくり返しつつ3度ぐらい続けた。



 出来上がりの写真は忘れた。
 それっぽくできたけどやっぱりバリバリ。
 これはもうオーブンだと駄目かもしれんね。というかそういう出来なのかも。



 オーブンで作るジャーキー3
 材料:国産の鶏モモ
 こちらは80度で40分、脂は少ないけど肉汁なのかなんなのか、水分がやたら出るのでやっぱりふき取り。
 引っくり返して2回続けたのかなぁ?




 両面キツネ色になって完成。
 肉質の問題なのかバリバリよりバッサパサ。まだいい、のか?
 出来上がり後、冷蔵保存しつつ消費していたんだけど、三週間ぐらい経ったのかなぁ。
 色が抜けてこれ食えるのか? と少し戦慄したんだけども、逆にジャーキーぽくなってて美味しくなってた。
 何となく、着色料の強さとか考えさせられた。にしても冷蔵保存でこうも変わってくれるのかぁ。



 干し物編


 干すだけで作るドライフルーツ
 散歩にフルーツ類も持っていきたいなって。
 リンゴを薄切りにして、網に載せて日干し。
 フルーツ類は極端な気温じゃなければ腐敗の心配がなくていいね。



 ちょっと丸まっちゃった。これでも元は普通サイズのリンゴ。
 厚さが1cm未満とかそのぐらいで切っていたんだけど、もっと大きめに切って干してから細かくも有りなのかな。
 噛むとじんわりとリンゴの甘みが広がってくる。



 干すだけで作るジャーキー
 材料:国産牛モモ肉
 という事でジャーキー再挑戦。
 薄切りにした牛肉を網に載せ、気温20度未満の日に陰干し。以上。

 話によると20度〜40度が細菌等が繁殖、肉の腐敗が活発なんだとか。
 今回は最高気温16度未満ぐらいの気温だったか。
 屋根のあるところに吊るせるなら、秋〜冬の夜間に外で霜を気にせずってのも手軽だなぁ。
 因みに、肉を日干しすると脂焼けとかなんかそんな感じの事が起こり、味が悪くなるらしい。




 ぱっと見はオーブンで作るのと変わらなさそうだけど、噛むと分かるこの弾力感。
 しかも、水分があるわけじゃないのに、噛むとじわぁと牛肉の旨みが口いっぱいに広がる。
 これは下拵えすれば、人用のジャーキーとしても十二分に通用するはず。
 うーん、無添加ビーフジャーキーを考えると、恐ろしくコスパがいいなぁ。
 問題は作れる期間か……。
 密封冷蔵保管云ヵ月後に日本食品分析センターで、細菌やカビ類の解析してもらってみるか。